東ハトからのお知らせ
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2003年7月10日
執行役員CBO(Chief Branding Officer)の起用について
 
株式会社 東ハト

 株式会社東ハト(本社:東京都渋谷区、社長:木曽健一)では、7月9日付にて、コーポレートブランド室を管掌する執行役員CBO(Chief Branding Officer=チーフ・ブランディング・オフィサー)として、中田英寿(イタリア・セリエA・パルマ在籍)が就任いたしました。コーポレートブランド室は、東ハト再生プロジェクトの一環として5月15日付にて新設され、室長を社長:木曽健一が兼務しております。CBOは、常勤はいたしませんが、新生・東ハトのブランディングの司令塔として、ネットワーク上の仮想執務室での執務や電話会議、ビデオコンファレンスなどを通じて企業活動に参画いたします。

1.東ハト再生プロジェクト
 現・株式会社東ハトは、2003年5月15日、旧・株式会社東ハト(現・株式会社RER、2003年3月14日、民事再生法を申請)より製菓部門のみの営業譲渡をうけて再スタートいたしました。旧・東ハトの負債の原因となったゴルフ場事業は継承せず、現在は、キャラメルコーン、ハーベスト、オールレーズンといったロングセラー商品をもつ菓子事業にのみ注力しております。新会社への移行にあたって、経営陣を除く旧会社の従業員は、希望者全員が新会社へ転籍し、ユニゾン・キャピタルより派遣された木曽健一をはじめとする新・経営陣のもと、東ハト再生に邁進することとなりました。
 新生・東ハトの再生プロジェクトとして、新社長:木曽健一は、まず経営陣から社員へ向けての「3つの約束」と社員に求める「3つのお願い」を掲げました。
≪3つの約束≫
1.徹底した品質向上のための投資をおこなうこと
2.透明性のある経営の仕組みを構築すること
3.人材を大切にする風土をつくること
≪3つのお願い≫
1.お客様志向の再確認と徹底
2.チームワークの強化
3.チャレンジスピリッツの発揮
 そして同時に、このプロジェクトを実現するための象徴的組織として創設されたのが、コーポレートブランド室です。

2.コーポレートブランド室
 新・経営陣は、新生・東ハトに真っ先に必要なものはPrinciple(行動規範)であると考えました。何を目的に存在し、どんな価値観を共有し、目指すものとしてどんな価値をつくっていくのかということが不明確なまま活動をしていては、再生はありえないからです。
 これまでの東ハトには、長年築いてきた商品としてのブランドはありましたが、会社としてのブランド力は低かったと思います。新会社は、お客様に共感していただける価値観を提供する、会社としてのブランドを作り上げていくことを推進するため、コーポレートブランド室を創設いたしました。
 コーポレートブランド室は、新生・東ハトの象徴的組織として、社員の行動規範を組み立て、東ハトのお客様、取引先などすべての方々とのコミュニケーションのあり方を決定していくことになっています。

3.CBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)の起用
 コーポレートブランド室は、社長が室長を兼務して運営してきましたが、社員の気持ちを短期間にまとめ、前向きにしていくためには社長と共同してリーダーシップを発揮する存在が必要でした。そこで、この役割として、CBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)という役職を新設し、以下のような資質をもつ人物を求めました。
1. Principleを体現する人物であること。すなわち自分の行動理念が明快で、生き方が実際に説得力を持つこと
2. 社員への3つのお願いに掲げる、チームワークとチャレンジスピリッツの大切さを、身をもって伝えられる人物であること
3. 先鋭的消費者として、厳しい目を持った評価者となり、お客様志向を貫く当社の司令塔になりうる人物であること
 上記3つの条件を満たす人物として白羽の矢をたてたのが中田英寿であり、日本経済の低迷がスポーツ界にも影をおとしていることに危機感を感じていた中田からも、東ハトの再生に力を貸したいと快諾を受けました。その結果、7月9日の取締役会において、執行役員、チーフ・ブランディング・オフィサー(CBO)として就任することが決定いたしました。
 CBOに期待される役割は、サッカーで培われた、精神面、行動力でのリーダーシップ、キャプテンシーとの共通点ももっています。あくまでも執行役員としての参画になるため、自身でCFなどに出演する予定はなく、実際の執務は、当社ネットワーク上の仮想執務室においての日常的やりとりに加え、電話会議、ビデオコンファレンスでの討議が必要に応じて行われます。先進的顧客として、当社の商品開発、プロモーション、事業戦略についての議論に参加するとともに、社員の行動規範となる「ブランド・ブック」作りにリーダーシップを発揮することになります。
 尚、新生・東ハトでは、『Project Rosso』と銘打って、この秋のキャラメルコーンのリニューアルへ向けたプロジェクトを進行させており、このプロジェクトにもすでにCBOが参画しております。7月11日から13日まで東京ビッグサイトで行われる「お菓子フェスティバル」の展示ブースにて、このプロジェクトの成果の一部をご覧いただける予定です。

以上

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