株式会社東ハト(本社:東京都豊島区、社長:辺見芳弘)は、幻の豚とも呼ばれている「あぐー」を使ったコーンスナック「極濃印・あぐー・背脂とんこつ味」を2005年8月8日より新発売いたします。
「あぐー」は、古くから沖縄で広く飼われていた琉球在来種の豚「アグー」の血をひくブランド豚です。
「あぐー」の肉は、一般的な豚肉に比べてアミノ酸の含有量が多く、旨味や甘味が強い一方、
脂肪が多いにも関わらずコレステロール値は低いという、魅力的な特徴をもっています。
東ハトの「極濃印・あぐー・背脂とんこつ味」は、「あぐー」の脂の旨味を活かし、こってりジューシーな
くせになる濃い味に仕上げたコーンスナックです。パッケージには、「あぐー」をイメージした個性的な
豚のキャラクターを大きくあしらいました。
琉球在来種「アグー」は、比較的小型で成長が遅いため、明治の終わり頃から飼育しやすい西洋種との交配が進められ、急速に姿を消していきました。それが近年になって、その肉質の良さが再評価され、
有志の努力によって復元されて、その血をひくブランド豚が徐々に数を増やしています。
とはいえ、まだまだ希少価値が高く、その肉は、沖縄県内でもごく一部の限られた飲食店や小売店でしか取り扱われていません。そのルーツもはっきりしていない「アグー」とその血をひく豚たちは、謎に包まれた、幻の豚とも言える存在です。
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